今週月曜日の昼頃から関東地方に降りはじめた雪は、東京で23cmの積雪を記録するまでになりました。この大雪で交通も大きく乱れました。特に道路は、首都高速道路の山手トンネルで10時間の立ち往生が発生したほか、各所で通行止めや渋滞に見舞われました。

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あれから一週間近く経って、幹線道路の雪はほぼなくなりました。しかし環状7号線を訪れると、代わりに路肩にグレーの粉塵が溜まっていました。車両が通過するたびに粉塵が巻き上げられ、視界が霞むこともありました。タイヤチェーンが路面を傷つけることでアスファルトが粉塵になり、それが路肩に積もっていたのです。

思い返せば数日前まで、この道にはチェーンを装着したトラックやバスなどが(乗用車はわずかでした)通常に近いペースで走っていました。これでは道路が削れ粉塵を巻き上げて当然でしょう。もちろんスタッドレスタイヤとて万能ではなく、用心しての走行が前提ですが、それを含めて大雪でも通常どおりに車両を走らせることがそこまで大事なのかという気持ちになりました。

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こういうときだけでも自動車の数がいつもより減れば、除雪や立ち往生車両の撤去もはかどったのではないかと想像します。それができないのは東京への一極集中とトラックに依存した物流、そして大雪の時でも通常どおりの生活にこだわろうとするマインドが原因ではないかと感じるようになりました。

自分が所有する乗用車には昨年末、久しぶりにスタッドレスタイヤを装着しましたが、大雪後は今日になって初めて走らせました。動かす理由がなかったからです。雪道で車の流れが遅くなるのはしかたないことであり、公の場である道路が道路としての機能を保持するために「乗らない」という選択肢も考えるべきでしょう。