昨日は埼玉県小鹿野町で行われた、「第13回バイクラブフォーラム(BLF)im 埼玉・おがの」に参加してきました。このイベントは経済産業省や日本自動車工業会などの二輪関係団体および自治体からなる開催実行委員会が主催するものです。首都圏が舞台ということで、私も自分のトライアンフを駆って参加してきました。

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小鹿野町という地名を初めて見る人もいるでしょう。埼玉県の西部、秩父市中心部の西側にある街で、面積は埼玉県の町で最大ですが、人口は1万人ほどです。ではなぜここでBLFが開催されたかというと、日本の自治体で初めて、「バイクでまちおこし」を始めたからです。BLFではもちろん、同町の取り組みの説明もありました。

小鹿野町長は、なによりも交通安全を大切にしたとのことで、その効果もあって、昨日まで交通事故ゼロを5093日も続けているとのこと。これは埼玉県トップだそうです。さらに地名の由来にもなった小鹿神社をバイク神社としてアピールしたり、専用駐車場を各所に用意したり、最初の写真にあるロゴマークを制作したりと、多彩な取り組みを進めています。

たまたま昼食で立ち寄った「MOTO GREEN CAFE」は、店内にホンダ(本田技研工業)のクラシックモデルが並んでいて、博物館のような眺めでした。100年以上前に建てられた銀行の蔵を用いており、バイクでまちおこしをしていることを聞き、ご自身が所有するバイクを置く形で10年前に営業を始めたとのこと。ライダーならずとも立ち寄りたいスポットのひとつではないでしょうか。

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BLFではパネルディスカッションで、他の地域の取り組みも紹介されました。国内からは、3メーカーの創業の地であり、過去2回BLFを開催している浜松市とともに、鳥取県八頭町の担当者が登壇。町内を走る若狭鉄道に隼駅があることから、スズキ「隼」の聖地となり、毎年8月の「隼駅まつり」には多くのライダーが訪れるそうです。鉄道とバイクのコラボは世界的にも異例だと思います。

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さらにグローバルな組織であるFIM(国際モータサイクリズム連盟)では、モトツーリズムを積極的に推進していて、26か国で展開してきたことや、日本人ライダーとして初めてパリ・ダカールラリーを完走した風間深志氏が立ち上げたSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)は、ダカールの海岸を思わせる石川県の千里浜なぎさドライブウェイをゴールとするなどの設定も注目され、わずか10年で国内最大のツーリングイベントに発展したことなどが紹介されました。

世界で販売される二輪車の半分以上は日本メーカーが生産しており、海に囲まれた山がちな国土に四季が彩りを添えてくれるおかげもあって、ツーリングを楽しめる道がたくさんあります。バイクの保有台数は1000万台レベルをキープしており、高速道路を走れる軽2輪と小型2輪の台数は増加しているそうです。であれば小鹿野町のような取り組みを、他の地域でも展開して良いのではないかと感じました。

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ちなみに今日は、小鹿野町の国民宿舎両神荘前広場で、BLFの関連イベントである「寄ってけ〜な!オガのツーリングキャンペーン」開催記念ステージが行われました。秩父の自然を満喫してもらうツーリングキャンペーンで、専用ウェブサイト「GPSモバイルスタンプラリー」にアクセスしたうえで、秩父エリアのチェックポイントを訪問してスタンプを獲得すると、スタンプ数に応じて抽選で商品がプレゼントされるとのこと。気になる方は挑戦してみてください。