オンデマンド交通というと、地方の路線バスの減便や廃止に対応するための移動手段と考えている人が多いと思いますが、最近は大都市でも見るようになってきました。私が事務所を置いている東京都渋谷区も例外ではなく、9月から「GO SHUTTLE」の実証実験が始まりました。そこで早速利用してみました。

渋谷区はオンデマンド交通の実証実験を始めた理由として、区内の交通弱者の移動機会向上、区内の公共交通の拡充、持続可能な公共交通の実現を挙げています。主な運行エリアは、渋谷区北西部にある笹塚、幡ヶ谷、本町、初台、西原、大山町、元代々木町で、運行時間は8時から20時までとなっています。
利用するには、タクシー配車アプリ「GO」で予約し、あらかじめ登録したクレジットカードやコード決済で支払い。料金は通常のタクシーの5〜6割程度となるそうです。誰もが利用可能ですが、高齢者、障害者、妊娠中の方や子育て世代の方には、毎月400円× 20枚つづりのチケットを配布することになっています。

私が利用した理由は単純で、これまでオンデマンド交通に乗る機会がなかったからで、無料クーポンも配布されたので使うことにしました。GOのアプリでオンデマンド交通を選び、希望時間や乗る場所、降りる場所などを指定し、予約をすると、車両のナンバーやチケット番号、車内での着座位置が示されます。アプリのインターフェイスはわかりやすく、戸惑うことはありませんでした。
指定された出発スポットに行くと、まもなく車両が到着しました。トヨタ自動車の「ノア」で、オンデマンド交通でよく見る「ハイエース」より床が低く乗り降りしやすい印象です。この日は渋谷区役所まで行きました。本来はもっと短距離の利用を想定しているのかもしれませんが、距離は約4kmで、タクシーメーターの数字をは2000円を超えていましたが、実際はアプリにあるとおり1570円でした。
このオンデマンド交通、11月20日からは、名称が「GOエコノミー」へ変更されるとともに、以前から要望が多かった。2席同時予約が可能になるなどの改良が施されました。ちなみに渋谷区ではスマートフォンの操作に慣れていない人のために、GOエコノミーの予約方法や、LINEアプリを使った利用補助の申請方法などの講習会も実施しています。

私の事務所からは、最寄りの鉄道駅や路線バスの停留所へは10分ぐらいだし、いずれも日中の便数は1時間に5本以上あるので、現状でも公共交通での移動に困ることはありません。地方の人から見ると、そのような環境なのにオンデマンド交通を導入するのは贅沢だと言われそうです。
ただし渋谷区の資料を見ると、事務所のすぐ近くに停留所があるコミュニティバスの「ハチ公バス」については、オンデマンド交通の実証実験と合わせて再編も検討すると記されています。オンデマンド交通への転換を考えているのかもしれません。ハチ公バスは狭い道を縫うように周回するので、駅や区役所に行くには時間は掛かりますが、全線100円という運賃はありがたいと思っていました。

ただこの100円の維持のために、行政側の負担があることも事実です。コロナ禍を経たりして、地域住民のライフスタイルが変化し、移動へのニーズが以前とは違ってきている可能性もあります。安泰に思われていた東京23区内の公共交通にも、変化が求められてきているということかもしれません。まずは実証実験の結果に注目したいと思います。

渋谷区はオンデマンド交通の実証実験を始めた理由として、区内の交通弱者の移動機会向上、区内の公共交通の拡充、持続可能な公共交通の実現を挙げています。主な運行エリアは、渋谷区北西部にある笹塚、幡ヶ谷、本町、初台、西原、大山町、元代々木町で、運行時間は8時から20時までとなっています。
利用するには、タクシー配車アプリ「GO」で予約し、あらかじめ登録したクレジットカードやコード決済で支払い。料金は通常のタクシーの5〜6割程度となるそうです。誰もが利用可能ですが、高齢者、障害者、妊娠中の方や子育て世代の方には、毎月400円× 20枚つづりのチケットを配布することになっています。

私が利用した理由は単純で、これまでオンデマンド交通に乗る機会がなかったからで、無料クーポンも配布されたので使うことにしました。GOのアプリでオンデマンド交通を選び、希望時間や乗る場所、降りる場所などを指定し、予約をすると、車両のナンバーやチケット番号、車内での着座位置が示されます。アプリのインターフェイスはわかりやすく、戸惑うことはありませんでした。
指定された出発スポットに行くと、まもなく車両が到着しました。トヨタ自動車の「ノア」で、オンデマンド交通でよく見る「ハイエース」より床が低く乗り降りしやすい印象です。この日は渋谷区役所まで行きました。本来はもっと短距離の利用を想定しているのかもしれませんが、距離は約4kmで、タクシーメーターの数字をは2000円を超えていましたが、実際はアプリにあるとおり1570円でした。
このオンデマンド交通、11月20日からは、名称が「GOエコノミー」へ変更されるとともに、以前から要望が多かった。2席同時予約が可能になるなどの改良が施されました。ちなみに渋谷区ではスマートフォンの操作に慣れていない人のために、GOエコノミーの予約方法や、LINEアプリを使った利用補助の申請方法などの講習会も実施しています。

私の事務所からは、最寄りの鉄道駅や路線バスの停留所へは10分ぐらいだし、いずれも日中の便数は1時間に5本以上あるので、現状でも公共交通での移動に困ることはありません。地方の人から見ると、そのような環境なのにオンデマンド交通を導入するのは贅沢だと言われそうです。
ただし渋谷区の資料を見ると、事務所のすぐ近くに停留所があるコミュニティバスの「ハチ公バス」については、オンデマンド交通の実証実験と合わせて再編も検討すると記されています。オンデマンド交通への転換を考えているのかもしれません。ハチ公バスは狭い道を縫うように周回するので、駅や区役所に行くには時間は掛かりますが、全線100円という運賃はありがたいと思っていました。

ただこの100円の維持のために、行政側の負担があることも事実です。コロナ禍を経たりして、地域住民のライフスタイルが変化し、移動へのニーズが以前とは違ってきている可能性もあります。安泰に思われていた東京23区内の公共交通にも、変化が求められてきているということかもしれません。まずは実証実験の結果に注目したいと思います。
